熊本県教育委員会は、飲酒運転をした2人を含む教諭3人を懲戒処分しました。

飲酒運転後に車を放置し帰宅 懲戒免職

懲戒免職の処分を受けたのは、御船中学校に勤務する37歳の男性教諭です。

県教育委員会によりますと、男性教諭は去年(2024年)11月、学校行事の打ち上げで訪れた飲食店3軒で、ビール10杯と焼酎2杯を飲んだ後帰宅するために車を運転。熊本市東区の国道57号(通称:東バイパス)で中央分離帯に接触する事故を起こしたにも関わらず現場から走り去りました。

事故の影響で車が動かなくなったため、車を放置してタクシーで帰宅したということです。

記者「元教諭の運転する車は中央分離帯に衝突。そのまま運転を続け約800メートル先で車を乗り捨てたということです」

車が衝突した中央分離帯

放置された車の所有者を探していた警察が朝になって元教諭の家を訪ね、元教諭の呼気を検査したところ基準値の約2倍のアルコール分が検出され、現在も警察による捜査が続いています。

元教諭は「飲酒して気が大きくなって自分自身を管理できなかった」と話しているということです。

車を放置した場所