渋滞の緩和などを目的に去年(2024年)開通した熊本市の市道。相次ぐ事故などを受けて、熊本県警が新たに信号機を設けることにしました。
記者「新たに信号機が設置される横断歩道です。すぐ側の交差点では開通直後に交通事故が発生していました」

上熊本と島崎を結ぶ約2.1キロの都市計画道路。その一部「花園上熊本線」と「池田町花園線」が去年4月19日に開通し、上熊本方面と西回りバイパスを結ぶ道路として利便性が高まりました。
しかし開通の3日後の22日には、車4台が絡む事故と車同士が出会い頭に衝突する事故が相次いで発生しました。

また、信号も2か所しかなく、住民からは道路の横断に不安の声が上がっていました。
こうした状況を受けて、県警は信号がない3か所の横断歩道のうち2か所で、3月に押しボタン式の信号機を設置することを決めました。

地域住民「子どもたちが登下校する時に黄色い旗を持って渡ろうとするけど、止まらない車がいる」「(信号が)ついた方が安心です。この周辺は全然違う交通量になったので、昔に比べたら」
警察は、信号機が増えても車の流れへの影響は限定的と見ています。