熊本県内で路線バスを運行する5社は、クレジットカードなどで運賃を支払う「タッチ決済」を2月1日から一部路線で先行導入すると発表しました。
県内の路線バスを巡っては、去年11月に全国交通系ICカードが使用できなくなり、現在は「くまモンのICカード」と現金での決済だけになっています。

九州産交バスなど県内のバス会社5社は、クレジットカードやスマートフォンをかざすと運賃が支払える「タッチ決済」を2月下旬以降、新たに導入する方針ですが、利便性の向上につなげようと、観光客の利用が多い4路線で先行導入することにしました。
先行導入するのは、JR阿蘇駅と阿蘇山上ターミナルを結ぶ「阿蘇火口線」や熊本城周遊バス「しろめぐりん」など4路線で、Visa、JCBなど国際ブランドのカードが利用できます。
【先行導入する4路線】
・高速バス「ひのくに号」(熊本―福岡)
・阿蘇火口線(阿蘇駅―阿蘇山上ターミナル)
・阿蘇山火口シャトル(阿蘇山上ターミナル―阿蘇火口)
・熊本城周遊バス「しろめぐりん」
「タッチ決済」は、2月下旬から3月初旬に県内を走る全路線バスで利用できるようになる見通しです。









