1月20日は二十四節気の「大寒」です。各地で大寒にちなんだ行事が行われましたが、「卵の直売所」も賑わいを見せていました。

熊本県菊池市にある卵の直売所に、開店前から出来た人の列。皆さんのお目当ては「大寒たまご」です。

昔、冬の寒さに耐えるために、たくさんエサを食べて栄養を蓄えた鶏が大寒のころに生む卵は栄養価が高いとされたことから、いまでも大寒の日に産まれた卵は健康運や金運を呼び込む縁起物とされています。

業界にとって、「大寒たまご」はクリスマスやバレンタインのような年に一度の“一大イベント”なのだとか。

坂本くるみアナウンサー「お目当ては?」
「もちろん大寒たまごです。毎年並んでいます」

「卵かけご飯。健康で過ごせるように」

坂本アナ「すごい数ですね」
「毎年20個。孫が5人いるので、病気しないように買って食べさせる」

用意した10個入りの446パックは、開店後2時間あまりで完売しました。

隣接するレストランでは大寒たまごを使ったメニューも1日限定で提供されました。

坂本アナ「大寒たまごの卵かけご飯をいただきます――コクがしっかり感じられて美味しいです。健康、金運、金運、金運!」