顧問で時給1600円 保護者からは「受益者負担」の徴収

(スタジオ解説)子どもたち、指導者、保護者のそれぞれの視点で見ていきます。

現在の部活動は学校単位で行われていますが、2027年度からは複数の学校で一緒に部活動ができるようになります。子どもたちは、別の学校の生徒と一緒に活動して、外部の人から指導を受けることもあります。

後生川凜アナウンサー「どんな人が指導者になれるのでしょうか」

熊本市教委が「人材バンク」を設置し、大学生や公務員などにも指導者としての希望を募ります。教員も希望すれば登録することができます。面接などを通過して指導者になれば、顧問で時給1600円、副顧問で時給1000円の報酬が支払われます。

部活動に参加する子どもの保護者には、「受益者負担」として、費用の一部を求める方針で、現在支払っている実費に加えて、月額3000円程度(部活に週5日参加の場合)となる予定です。一方で経済的に苦しい家庭には、費用の補助制度なども設ける予定です。