「年収103万円の壁」ってナニ?
そもそも「103万円の壁」とは年収が103万円を超えると、所得税が発生するというものです。
キャスター「扶養に入っている人が働く時は、所得税が引かれて手取りが減らないよう『働き控え』をするという話も耳にしますね」
この年収の壁が、年末を控えた今、働き手にも雇用側にも立ちはだかっています。
議員が揃って訴える「年収の壁」問題
10月に行われた衆議院議員選挙、熊本1区で当選した自民党の木原稔(きはら みのる)議員が最後に訴えていたのが「年収の壁」の問題です。

自民党 木原稔衆議院議員「年収が106万円とか130万円を超えてしまうと、保険の問題なんですけど、かえって手取りが少なくなる。こんなおかしな制度は変えないといけない」
そして12日、103万円の壁の見直しなどをめぐり自民党、公明党の与党と国民民主党の本格的な協議が始まりました。

国民民主党 玉木雄一郎代表「最も期待の高い103万円の基礎控除等の引き上げには最重点の力点を置いて取り組みたい」