地域を助け、助けられ「家族のよう」

消防学校が休みの日、青柳さんの姿は、地元の熊本県天草市五和町にありました。

青柳さん「きょうは地元の夏祭りのお手伝いをしています。私は地域に恩返しをしたくて消防士になったので」

貴重な休日も地元のために活動するのは、そうやって地元を大切にしてきた父の姿を見てきたから。実家が食品などを販売する店ということもあり、幼いころから地域の人たちと接することが多く、家族のように可愛がってもらってきました。

青柳さん「小さい時からお父さんもよく参加していたので、仕事以外のところでも協力できるところは協力していこうと。周りの人たちに小さい時からお世話をしてもらっていたから、大きくなったら自分がそういう人たちを助けられるような仕事がしたいと思っていました」

大好きな地元での時間を過ごし、リフレッシュした青柳さん。翌日、消防学校に戻るとさっそく放課後の自主訓練に励んでいました。