熊本県天草市で今年2月、海水が流入した水田で早期米の稲刈りが始まりました。

天草市河浦町では強い日差しの中、4月に植えたコシヒカリが黄金色に実り、重く垂れた稲穂が次々と刈り取られていました。

この一帯の水田では今年2月、熊本県が発注した堤防の水門工事で、業者が水門の扉を外したまま現場を離れたため、大量の海水が約19ヘクタールの農地に流れ込みました。

県と業者は除塩作業などを続けていますが、一部の農家は作付けを諦めました。

JAあまくさの担当者によると、作付けした水田では葉が茶色になる現象が見られたものの、生育は順調で実の付き具合もよいコメが出来上がっています。

一方、味については今週末以降に検査しますが、塩分濃度の高さが影響して、等級が下がることを懸念する農家もあるということです。