阿蘇中岳の火山活動の観測を続けている「京都大学火山研究センター」が一般に公開されました。
南阿蘇村の高台にある「京都大学火山研究センター」は、1928年(昭和3年)に建てられた建物が国の有形文化財に指定されていて、熊本地震で大きな被害を受けましたが3年前に復旧しました。
一般公開は年に一度で、27日は県内外から訪れた家族連れなどが、約1000度の高熱で砂を熱して、マグマを再現する実験を興味深そうに見入っていました。
「マグマを土に流したらガラスになるのがびっくりしました」(熊本市からの見学者)
「最先端の研究をやっているので、その一部もお伝えできたらと思って毎年こういう企画をしています」(京都大学火山研究センター 大倉敬宏教授)