AR機能で見た店内は…

熊本河川国道事務所によりますと、店舗が浸水する確率は1年間で3.3%。従業員は、タブレットのAR機能を使って浸水被害を体験しました。

従業員「1.5mだと我々の目線くらいのところまで来る。2mになると浸水してしまう」

国の想定では、店内の浸水は最大で3メートルから5メートル、水がはけるまでに半日から1日ほどかかります。

実際この場所では、去年7月の大雨で入り口に水が迫りました。

当時は急いで「土のう」を準備しましたが…

従業員「前日に探しに行ってもどこのホームセンターにもなくて」

従業員「商品で代替するしか今の時点では方法がない。売り物だけれどもお米をビニール袋に入れて、土のう代わりにして置く」

店内に保管できる数にも限りがあり、建物の浸水対策が喫緊の課題となっていました。