この苦悩はお好み焼き店でも。

お好み焼き あたりや 榊 省吾 店長
「小麦価格が据え置き?じゃあ他のも据え置きにしてっていう感じですよね」


3年ほど前と比べて、油の価格は2倍に。小麦やマヨネーズは3割から4割。そして麺や卵は1割から2割高と物価高の影響が重くのしかかります。
そんな状況ですが、こちらの店は4年前に値上げして以降、価格を据え置いています。その理由には「お客さんのため」はもちろん、他にも理由がありました。


榊 店長
「これ(メニュー表)作り変えるにしても何千円何万円ってかかってくるんで」

価格を変えるだけで、メニュー表やレジシステムの更新などに経費と手間がかかります。先が見えない中で何度も小刻みに値上げするわけにはいかず、小さな節約を重ねてしのいでいます。


榊 店長
「お客さんいないときにエアコンの温度上げるとか、ガスをこまめに消すとかそれぐらいしかないんですよね」

物価高の波はどこまで続くのか、その先行きは不透明です。