まったく解けないナゾ…強力な助っ人が登場!!
まったくナゾが解けないので、助っ人に来ていただきました。
九州・山口を走る県道の歴史を研究している会社員の中島広成(なかしま ひろなり)さん。
趣味でありながら、自ら現場を訪れ調べた県道は、なんと1000本以上!

そんな中島さんが明かす、「幻の熊本県道2号」の正体とは!
川上リポーター「旧浜線を通って、この辺りが県道2号と教えてもらったんですけど、全く見当たらないんですよね。県道2号が。この先に県道2号があるんですか?」
中島さん「いや、ないですね。もう2号という番号そのものがない」


川上リポーター「えっどういう事ですか?」
中島さん「昔は、『熊本県道2号 熊本浜線』という名前で通していたんだけど、それが国道に変わっちゃいまして」

なんでも、元々は旧浜線が県道2号だったそう。
しかし渋滞がひどかったため、1974年に浜線バイパスを建設。

県道2号はこのバイパスの一部に飲み込まれました。
そして1982年には、県道2号でもあった浜線バイパスが国道に昇格。
それにともない、県道2号は廃番となり姿を消したのです。

川上リポーター「そんなことあるんですね」
中島さん「あるんですねえ」
地図にない 県道2号の正体は、「国道になったため廃番になった」幻の県道でした!
