「RKK深掘り(ふかぼり)調査班」、今回のテーマは「2024年問題」です。
4月1日からトラックやバスなどのドライバーの時間外労働が『年間960時間』に制限されました。
長時間労働の解消が目的ですが、人手不足になると言われています。
2030年には全国で約35パーセントの荷物が運べなくなるという試算もあります。
こうした状況で試行錯誤する現場を取材しました。
空調付きで抗菌仕様のトラック。半導体製造装置を輸送するための特別なものです。

このトラックを持つ輸送会社ヒサノは熊本県内で唯一、半導体製造装置の輸送、組み立てを行っています。
今、ヒサノでは半導体関連の輸送が全体の半数を占め、その需要はTSMCが進出した今、大きく拡大しています。
