去年(2023年)、熊本市動植物園でレッサーパンダの赤ちゃんが産まれ、現在(2024年3月時点)生後9か月。今回、出産の時の映像が初めて公開されました。
3月3日の熊本市動植物園。多くの人がカメラを構えています。

その先にいるのはメスの杏香(あこ)です。初節句を迎えました。
熊本にはじめてレッサーパンダがやってきたのはおととし(2022年)3月。
米満薫アナウンサー「『シンファ』が乗った飛行機が熊本の地に着陸しました」
オスの「かぼす」とメスの「シンファ」が熊本にやって来た理由の一つが繁殖です。

飼育員の大川菜穂美(おおかわ なほみ)さんは2匹が安心できる居場所づくりに努めました。
飼育員 大川奈穂美さん
「親元離れて新しい場所に来るので、安心してここが良い場所だと理解してもらえるようにみんなで頑張っていきたいと思う」
飼育員たちをはじめ関係者の努力により、2匹の間に新しい命が誕生することに。