最大9連休となる今年のゴールデンウイークは、新型コロナの感染対策が緩和され、新型コロナが流行する前と同じ規模で開催されるイベントも多くあります。九州では大規模な渋滞の発生が予想されています。


◆旅行需要の回復で「大規模渋滞」の予想


「九州の要である鳥栖ジャンクション、ここが交通の集中しやすい場所です、ネックです」

NEXCO西日本の九州支社で会議に臨む男性は、九州で唯一の「渋滞予測士」。蓄積された過去のデータに、今年の連休のイベントや話題になった観光地などのさまざまな情報を加えて予測をたてます。

作成された渋滞予測はホームページで公開されます。旅行の需要回復が見込まれる今年の連休は、九州でも大規模な渋滞の発生が予想されています。


◆「陶器市」は去年を大きく上回る来場者に期待


佐賀県有田町で開催される「第119回有田陶器市」では、ほぼ例年並みの420店舗が焼き物を販売します。皿山通りにある有田館の前では、名物の「朝がゆ」も4年ぶりに復活。干支をあしらったおわんに盛り付けて器ごと販売するのが特徴で、かわいらしいうさぎが描かれています。

さらに、警察の音楽隊によるパレードやさまざまなグルメを味わえる露店も復活。町の商工会議所は、去年の122万人を大きく上回る来場者を見込んでいます。