福岡県北九州市が新年度の暫定予算案を編成しました。武内市長が公約に掲げている財政運営の見直しなどを目的とした官民合同チームの設置費用が盛り込まれています。

◆財政チェックチームに800万円

北九州市によりますと、新年度の予算案は一般会計の総額で1917億円となっていて、市長選挙が行われたことから、義務的経費などを中心とした暫定的な編成となっています。このうち、市の財政状況などを点検する官民合同チームの設置・運営費用として800万円が盛り込まれています。

◆改革で財源を捻出へ

先週就任した武内和久市長は、行財政改革を行うことで財源を生み出すことを公約に掲げています。同じく公約に掲げる市長報酬の削減についても、月額の1割をカットする条例の改正案を取りまとめています。これらの議案は、来月9日に開会する市議会に提案されます。