福岡県に2つある政令市の1つ北九州市の職員を目指す学生などを対象とした就職説明会が開かれています。
◆若手のゲンバ
北九州市で開かれている市職員の就職説明会には、事前に応募した大学生など約60人が参加しています。参加した人たちは、新型コロナ対策やSDGsの推進など様々な場所で勤務する若手職員の仕事内容やこれまでのキャリアの話を真剣な表情で聞いていました。
参加した大学生「北九州市が第一志望です。地元に恩返しができれば」
参加した大学生「北九州市に来て良いと思ったから、ここで良さを伝えられるように働きたい」
◆下がり続ける倍率、今年度は9.1倍
北九州市の上級・一般事務員の倍率は今年度が9.1倍と年々下がり続けています。北九州市は、来年度から9月にも採用試験を常設し、就職活動が遅れた学生やUターン転職を考える人たちの採用につなげたい考えです。
◆新市長が着任したばかり
人口減少や地元経済の停滞などの課題と向き合う北九州市には今月、武内和久市長が着任したばかりです。武内市長は「これから世界と戦っていく北九州市になっていく」と述べ、自治体としての競争力を上げる考えです。







