熊本市の繁華街を襲う客離れ

最大震度5強を観測した熊本市中心部の繁華街です。

RKB 土橋奏太 記者
「熊本市中央区の下通アーケードに今来ていますが、私が思っていたよりも人通りは多いイメージです。お店の方も光鮮やかに開いている店舗が多くありまして、一方でスーツを着ている方や外国人とみられる方はあまりいない印象です」

熊本地震からおよそ3週間、商店街では現在、倒壊や断水など地震の影響はなく、ほとんどの店が通常営業に戻っていました。

飲食店の客足はどうなのでしょうか?

地震の翌日から営業を再開した居酒屋は・・・

酒と肴菜の華 銀座通り店 新澤津大地店長
「7月はもうほとんどキャンセルになって、8月も団体のお客様中心に(キャンセルの)電話は結構いただきました」

お盆期間に入ってからは、徐々に客足が戻ってきたということですが、午後9時以降の遅い時間に来店する客は、地震前と比べ大幅に減ったと話します。

酒と肴菜の華 銀座通り店 新澤津大地店長
「若い方々は結構かなりアーケードにあまり変わらず戻ってきてるんですけど、やはりお酒を飲みに行く方だったり、大人のお客様は自粛をしているのかなという感じはありますね」

インバウンド客が激減

7月4日に開店したばかりのこちらの店、うなぎと和牛の牛カツが看板メニューです。

地震後、約200人分の予約がキャンセルになりました。

鰻と和牛一京 野平龍樹代表
「ファミリーで来られるインバウンドの方が多かったんですよ。それこそ5人とか6~7人とかの方が多かったんですけど、その方々の予約も、ちょっと連絡はいただいてなかったんですけど、全部やっぱり来られなくて。うちの店を調べて来られる方っていうのもパタリとほぼいなくなりましたね」

インバウンドをメインターゲットに据えていたこちらの店は、来店客が激減したため、現在はテークアウトのみの営業に切り替えています。

熊本市の観光統計によると、2025年、外国人の延べ宿泊者数は115万4000人。

初めて100万人を超え、宿泊者数全体の4分の1を占めるまでに増加していました。

回復に向け、インバウンド客の今後の動向が注目されます。