◆JR九州社長は“白紙”ゼロからのスタート


また、九州の観光の起爆剤として期待されているのが、去年開業した西九州新幹線です。JR九州の古宮洋二社長は、2023年を「新たなスタート」の年と位置づけます。


JR九州・古宮洋二社長「今年の一文字は白紙です。コロナから抜け出す新しい世界が見えてくるのではないかなと思って、今年は特に制約をつけずにゼロからいこうということで白紙にしました」


◆イオン九州社長「コストを下げる」


去年は原油や原材料価格の高騰により食品などさまざまな物の値段が上昇。私たちの家計を圧迫しました。


イオン九州・柴田祐司社長「跳です。小売業の中でたくさんの企業と集まって、コストを下げる、CO2を下げる、そういうことができればいいし、飛んで跳ねるくらいのことをやらないとやっていけない時代です。前に進むスピードをあげていきたい」


◆西部ガス社長「需要に応える」


また、地球温暖化を防ぐ取り組みも待ったなしの状況です。特に、エネルギー事業者には脱炭素をどのように進めていくかが大きな課題となっています。

西部ガス・道永幸典社長「応えるという文字を選んだ理由は、脱酸素に向けて低炭素の燃料・LNGにシフトが非常に進んでおります。お客様の旺盛な需要に応えられるようにインフラ設備、タンクの増設であるとか導管の増強をやっていければ」

不安定な国際情勢や物価高騰など不安材料はあるもののコロナ禍を乗り越えて経済回復の兆しも見えています。福岡の経済もうさぎのように飛躍する1年となるでしょうか。