期待と不安の田植え 超早場米を増産へ

RKB 奥田千里 記者
「佐賀県白石町の田んぼです。早くも田植えが始まっていますが、例年に比べ、状況に変化が生じているそうです」
佐賀県白石町のコメ農家です。
こちらでは、7月末から8月上旬に収穫される超早場米「七夕こしひかり」の田植えが行われていました。

「七夕こしひかり」は、年々人気を集めているJAさがのブランド米で、需要の高まりを受け2026年は、去年より2割程度多い、約500トンの出荷を目指しています。
例年、期待と不安が入り交じる田植えの時期。
ですが、今年は特に不安要素が多いと話します。
それが、中東情勢です。

「七夕こしひかり」生産者 溝口哲也さん
「秋口からの肥料、農薬の金額が上がってくると思うので、それがどれぐらい上がってくるかはちょっとわかんないんですけど、その辺が非常に不安要素ではありますよね。(今も)上がってはいるんですけど、それ以上に上がる恐れがあるので」
概算金「3万円超」から一転、弱含みの市場予測
JAなどが農家へ一時的に前払いをする「概算金」

七夕コシヒカリは2025年、60キロあたり3万3000円で、2024年の1万9200円を大きく上回っていました。
2025年は4月末にその最低補償額が提示されましたが・・・
「七夕こしひかり」生産者 溝口哲也さん
「去年みたいに(概算金が)3万円を超すようなことはないだろうとは思ってるんですけど、原価を考えると、大体ざっと試算しても2万1500円ぐらいは最低かかっているので、それからするとやっぱり2万5000円から2万8000円ぐらいの金額で落ち着いてもらえれば・・・」
中東情勢の影響でこの先の原価も読みづらい中、価格に対して弱気になるのには、ある理由があります。
それが、今の市場動向です。







