裁判所「高齢の母が在宅、住宅街にあり周囲の住宅に延焼する危険性も高かった」
3月11日の判決で福岡地裁(鈴嶋晋一裁判長)は
「登立被告は、実母と同居していた自宅の一室に灯油をまき、放火している。事件当時、登立被告の自宅には、高齢の母が在宅しており、同人を火災に巻き込む危険があった上、登立被告の自宅は住宅街にあり、周囲の住宅に延焼する危険性も高かった。犯行には可燃性の高い灯油も用いられており、本件の犯行態様は相当に危険といえる」
と認定。
被害結果については
「実際に、被告人方が全焼しているほか、隣家2軒にも半焼、部分焼の被害が生じている」
「幸いにして人的被害までは生じなかったとはいえ、隣家の住人らは、財産的に大きな損害を被っている上、火災の危険にさらされ、生活の本拠を損なわれたことによる精神的苦痛も大きい」
「被告人からの被害弁償はなく、隣家の住人らが、被告人に対して厳罰を望むのも当然である」
と判示した。










