「普通の人たちなんです」曽我さんが語る北朝鮮の人々

北朝鮮(1999年撮影)

北朝鮮と聞くとどんなイメージを持つだろうか。
拉致問題が発覚してからは、極悪非道な国だと思われているかもしれない。

曽我ひとみさん
「確かにそういう人も中にはいるでしょう。拉致を指導した人、実行した人は犯罪者だと思いますが、現地に暮らしている人はごく普通の人たちなのです」

曽我さんは特別地区に住んでいたため、一般的な生活状態を一部しか知らない。
しかし関わりを持っていた監視員や指導員はとてもいい人達だったという。

生活レベルは日本では考えられないくらい低く、物資は常に不足している状態だ。
一部の特権階級の人々の犠牲になっているのは事実だが、そんな中でも北朝鮮の人たちはなんとか生き延びてきている。