バトミントンを断った自分、肩車を断った自分、大切な思い出が自分を責める理由に・・・
米村さんがよく思い出すのは、智紗都さんが中学生の時のこと。
米村州弘さん
「ちいちゃんが中学生の時に『お父さん一緒にバドミントンしよう』と、バドミントンクラブに入ったんですね。だから『バドミントンの練習に付き合ってよ』と。『ええ~、これきついから、いや、もういいや』っていう。もうそのことをとても後悔しています」
幼稚園の頃、智紗都さんが「肩車して」と言った時、米村さんは「あー、ちょっと腰が痛いから今日は勘弁」と言ってしてあげなかった。
米村州弘さん
「もうなんか昔の思い出を探すと、それに対して後悔が始まるわけですね。分かります?パソコンを買った自分を責めますが、それ以外、智紗都との大切な思い出が自分を責める理由になってしまうんですね」
米村さんが知っている限り、遺族の方たちはそういう方たちがとても多い。







