娘が帰宅すれば”任務終了”

娘の溝口夏帆さん
「ただいまー」「ありがとう、助かりました」
仕事を終えた娘の夏帆さんが次男・海斗ちゃんの迎えを済ませて帰宅。
名残惜しさもありながら、じいじの任務完了です。

原口豊さん
「予防接種も順調なのでこのままでいいですと。以上です」
溝口夏帆さん
「とてもありがたいです。よく知っている人じゃないと面倒見てもらえないけど、分かってくれているのでお任せしてます」
孫育休暇が子育て世代の支援にも

総務省の調査によると、60歳~64歳の働く割合は、20年前の51%から74%に。
定年延長や再雇用で、”孫がいる現役世代”も増加する中、導入された孫育休暇。
その過程で新たな利点も見えてきたと話します。
九州電力 人材活性化本部 梅崎紘一さん
「共働き世代が増えると祖父母の方の育児における役割も大きくなっているかなと思いまして、そういった面で祖父母世代の孫育を支援するというのは、逆に育児世代への支援にもつながっているのかなと」
これまで4回、孫育休暇を取得した原口さん。
孫育を通して、自身の心境にも変化があったといいます。

原口豊さん
「みんなで育てるんだみたいなところが、少子高齢化といわれる通り、こういう世代にお世話になる。頑張ってしっかり仕事もしてもらわないといけないし、協力できることは協力しないといけない」







