◆「がんばれ共和国」は特別な場所

在宅で子供たちの介護をする家族にとっては、ここが特別な場所になっています。

難病のこども支援九州ネットワーク 柿木憲治さん「在宅(介護)をしている家族の中でレスパイト(息抜き)は欠かせないことで、レスパイトあっての在宅だと思いますので、家族にとっても私たちにとっても『がんばれ』はなくてはならないものだと考えています」

母親同士の会話「大きくなったね」「身長はあまり変わらないんだけど…」「お母さんより大きいよね」「大きい、大きい、抱えるのが…」

時間は短かったものの、直接会って話せたことはやはり大きかったようです。

◆来年は30周年……ぜひキャンプで実施したい

キャンプに1回参加したことのある成吉ルミさん「みなさん成長されていたりするので、その楽しみもあるので。自分の子どもも、毎日見ていると分からないけど、改めて人から言われると『そうかな』と思うので、会いたかったです」

1回参加の栗本知佐子さん「触れ合いがすごく大事で、オンラインじゃどうしようもないんですね。私たちはしゃべれたりすればいいんですけど、本当に触ってもらって、ようやくこの人がその存在をわかるという感じがあるので、(会うことは)重要」

がんばれ共和国は、来年で30年の節目を迎えます。早く新型コロナウイルスが収束して、またキャンプで楽しい時間を過ごしたい。参加者たちは強く願っています。