言葉の遅れ、心配していた両親
言葉の遅れを心配していた両親。
手術への不安を感じながらもちーちゃんの変化を楽しみにしています。

千尋ちゃんの父 満生仁さん
「説明受ける前までは心配していたんですけど、話聞いて先生の感じもお願いしてよかったなと安心しています」
千尋ちゃんの母 満生雛子さん
「今よりも少しでも聞こえがよくなるように、もっと娘が過ごしやすくなるようになっていけたらいいと思うので、明日はちょっとみんなドキドキするけど頑張りたいなと思います。頑張ります。また連絡します。ありがとうございます」
およそ8時間の手術、音の刺激に反応

緊張と期待にあふれたおよそ8時間の手術は無事に終了しました。
ちーちゃんの体調にも大きな影響はありませんでした。
千尋ちゃんの母 満生雛子さん
「無事に終わりました。思っていたより痛くて泣いてとかいうのはそんなになくて」
手術から2日後、早速、人工内耳から音を聞くための調整作業である「音入れ」が行われました。

「そしたら電極を1本1本刺激を入れていきますね」
ちーちゃんの反応を見ながら刺激の大きさなどを調整します。
最初はあまり反応がなかったものの・・・

「何か今のは音の刺激が感じられたんだと思います」
音への反応が少し見られたことで、雛子さんにも安心感や喜びがこみ上げてきたようです。
千尋ちゃんの母 満生雛子さん
「手術するまでもいろいろ延期を繰り返していたので、一番は本当に安心した気持ちと、ここまで来られてうれしい気持ちと、1回だけ音の刺激に反応してくれたので、もう純粋にうれしかったです」