一緒に死のうね、あとで私も逝くけんね
気づいたら病院のベッドの上だった。
警察や検察の捜査で、母親は当時の状況ついてこう供述している。
母親の供述調書より
「娘の心臓の拍動が徐々に弱り、数分間で止まり死んだことが分かった。
一緒に死のうね、あとで私も逝くけんねという気持ちだった。
ガムテープで口と鼻と目を塞いだが、苦しくて外して手首を切りつけた。
思ったように血は出ず、お腹を刺そうとしたが度胸がなくてできなかった。
たくさんの薬を飲んで死のうと思い、手に乗せられるだけ錠剤を乗せて一気に飲んだ。
5分くらいでふわふわ遠のいていく感覚があって、記憶はないが気づいたらICUにいた」
発見された時、心菜ちゃんは母親の腕に抱きしめられた状態で死亡していた。