パン店の倒産件数が半減

民間の調査会社、東京商工リサーチによりますと、小麦価格や電気・ガス代などの高騰でパン店の倒産件数はここ3年増加していました。
しかし今年は、4月までの倒産件数が全国で7件と、去年の同じ時期に比べほぼ半数に減少しています。
その背景にあるとみられるのはコメの価格高騰。
東京商工リサーチの担当者は、「家計防衛のためパンの需要が盛り返した可能性もある」と分析しています。

東京商工リサーチの推計では茶碗1杯のご飯(100グラム)がおよそ50円に対して、食パン1枚(6枚切り)は35円。
コメに比べて、コスパのよいパンが、いま注目されているというのです。
BAKELUCK オーナー 山口竜大朗さん
「お客さんも『コメ今高いわよね』って来られる方もいらっしゃいます。お米が買えないことで食パンやフォカッチャとか、食事系を求める方が多いなという実感あります」







