地価の上昇に陰りみえるエリアも

人口の増加を背景に、福岡市とその近郊でマンション用地の需要が高まっていることもあり、好調な地価の上昇が続いている福岡県。
一方で地価の上昇により販売価格があがったことで売れ残る建て売り住宅が増え、春日市や大野城市などでは地価の上昇に陰りが見られるエリアも出始めています。
金利あがれば地価は減速か
今後の見通しについて専門家は、さらに金利が引き上げられれば、地価の上昇が減速するエリアが広がる可能性があると指摘します。

日本不動産研究所九州支社 高田卓巳次長「追加利上げが行われるようなことになってくれば、やっぱりディベロッパーも事業者もこれ以上高い価格で土地が買えなくなってきますので、そうなると地価上昇が少し抑えられてくるんじゃないかなと思います。金利とかが上がってくると高値では用地が買えなくなってくる。オフィス用地やマンション用地が影響を受けるようになってくるとやっぱり地価全体に与える影響が大きくなってくるかなと思います」