価格トップは前回と同じ

価格のトップは前回と変わらず、「住宅地」が「福岡市中央区地行3丁目」で、1平方メートルあたり59万円。

「商業地」が「福岡市中央区天神1丁目」で、1平方メートルあたり910万円でした。

工業地11.6%アップで全国1位に

福岡県全体では基準地価の平均変動率は9年連続で上昇。

「工業地」が11.6%アップで全国1位となったほか、「住宅地」と「商業地」も全国3位にランクインしました。

工業地11.6%アップ商業地1.4%アップ住宅地0.5%アップ

九大跡地 再開発で大きく上昇

今回、住宅地と商業地で大きく上昇したのが、福岡市東区の箱崎エリアです。

RKB 野島裕輝記者「国内最大級となる九州大学箱崎キャンパス跡地の再開発。この再開発に伴って周辺の地価が大きく上昇しています」

敷地面積が約50ヘクタールと、みずほペイペイドーム福岡6個分に相当する九州大学箱崎キャンパスの跡地。今年4月に優先交渉権者が決定し、最先端技術を活用した次世代型のスマートシティに生まれかわる見通しです。再開発が動き出すことへの期待も高まり、上昇率は近くの住宅地で18.1%、商業地で20.6%とどちらも2位となっています。