検視係は、病院などで医師が死亡を確認した場合を除くほぼ全ての遺体と向き合い、事件性の有無などを判断しています。

捜査第一課検視係・延ちさと巡査部長「管理官、準備できました」
捜査第一課検視官・安藤真一郎警視「では行きましょうか」
「検視官」は、事件や事故の現場はもちろん、人が亡くなっているのが見つかった住宅、警察署の霊安室などで「検視」を行います。
死亡してからの経過時間や見つかった場所などにより遺体の状況は様々です。

去年1年間に福岡県内で見つかった死亡原因が分からない遺体はおよそ6500体。

福岡県警本部の検視官室に勤務する35人でその9割近くを検視していて、1日に平均で17体の遺体と向き合っています。

発見者が「怖くて近づけない」と通報するような凄惨な現場に出動することもあり、心身共に負荷のかかる仕事ですが、強い使命感を持って臨んでいます。
捜査第一課検視係・延ちさと巡査部長「死者や遺族の無念を晴らせるのは私たちだけと思ってやれるところにやりがいを感じてます」







