派閥の政治資金パーティを巡る裏金事件の影響などで相次いで選挙に敗北するなど自民党への逆風が続いています。
こうした中、これまで自民党候補が圧勝してきた選挙区でも解散総選挙に向けて与野党による駆け引きが活発になっています。
「民主主義にはコストがかかる」と訴えた麻生太郎副総裁

麻生太郎 副総裁
「自由民主党は変えなければならないものは変え、そして正すべきものは正す」

6月8日に開催された自民党福岡県連の年次大会で、派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件について謝罪した麻生太郎副総裁(83)。
一方で、「政治資金の透明性は必要」とした上で「将来に禍根を残す改革は断固さけなければならない」と強調し、「民主主義にはどうしてもコストがかかる」と訴えました。
麻生太郎 副総裁
「秘書、事務所などの政治活動の基盤や拠点を維持するため、そして自分の後援会を維持するために広い地域をくまなく歩きその声を聴きそれを政策として形にしていかなければなりません」