3000人のスタッフが働く会場

会場となる北九州市の西日本総合展示場では大会期間中、のべ3000人のスタッフが働いています。大規模なイベントを開催する際、課題となるのがフードロスの問題です。

北九州市 都市ブランド創造局スポーツ部 スポーツ・コミッション 上田秀栄さん「お弁当を用意するんですけど、万が一足りなかったらていうのが一番リスクなので、絶対に多めに頼んじゃうんですよね。そうするとフードロスがものすごい量になってしまう。」

東京五輪で問題になった弁当の廃棄

東京オリンピックの時には、ボランティアスタッフなどに用意した弁当約160万食のうち、約30万食が廃棄処分され、問題視されました。

北九州市によりますと、ネーションズリーグ福岡大会では、約2万食の弁当を準備する必要がありました。しかし、最低でも5000食は廃棄される見込みとなっていました。