融資相談の男性 SNSのやり取りを確認して詐欺の疑い見抜く

福岡県信用組合の永田さんは5月23日、窓口を訪れた県内に住む80代の男性から、「お金を貸してほしい」と相談を受けました。
男性は、「海外に住む知人の娘からの荷物が税関で止まっていて、通すためにお金を貸してほしい」、「知人の娘とはSNSでしかやりとりができない」などと話したため、SNSのやり取りを確認し、詐欺の疑いがあるとして、近くの交番に届け出たということです。
警察によりますと、80代の男性もSNSでアメリカに住む日本人女性名義のアカウントからメッセージが届き、やりとりを続けるうちに、帰国費用名目で110万円を振り込むよう言われていたということです。