警備費が去年の1.5倍に 安全な開催には欠かせない費用だが…

実行委員会が頭を悩ませているのが花火価格と人件費の上昇による開催経費の増加です。

去年の花火大会では、見物客による路上駐車や私有地への無断駐車が問題となりました。

今年は、多くの警備員を配置する必要があるため警備の費用も去年の1.5倍に上昇しているのです。

くきのうみ花火の祭典 実行委員会 事務局 大倉淳一さん
「くきのうみの翌週は戸畑祇園だったり、その前の週は小倉祇園だったり、北九州はこの時期、毎週のように祭りがあり、祭りが集中している状況。たくさんの警備員を確保する必要があるが、市内の会社だけでは確保できない」

例年約2000万円だった花火大会の開催経費は、今年、3000万円近くまで膨らむ見通しとなりました。