物価と人件費の高騰はこれから夏にかけて各地の夜空を彩る花火大会にも影響を与えています。例年、7月に開催されている北九州市の花火大会が今、存続の危機に直面しています。

若戸大橋から流れ落ちる仕掛け花火が目玉 北九州市の花火大会が存続の危機

40分間に4千発の花火が打ち上げられる北九州市・洞海湾の「くきのうみ花火の祭典」。

例年7月に開催され、若戸大橋から流れ落ちるような仕掛け花火「ナイアガラ」が目玉です。

この地域に根ざした花火大会が今、存続の危機に直面しています。

くきのうみ花火の祭典 実行委員会 石川利彦さん
「予算の関係で開催できるかどうか瀬戸際のところにきている。花火自体の費用が上昇している。警備の人数も増やさないといけないので人件費も上がっている。今まで通りの予算だと足りなくなっている」