交通事故より多い 「入浴中の事故」による死者
今季一番の“強烈寒波”も入り一気に寒くなりました。先週までの暖かさから一転、気温変化が非常に大きくなっています。そうなると心配なのが「ヒートショック」です。
ヒートショックに関連する「入浴中の事故」で亡くなる人は、交通事故の死亡者よりも多いといいます。高齢者だけでなく、若い世代も注意が必要です。
RCCウェザーセンター 末川徹 気象予報士
「19日の商店街アーケードです。吐く息が白くなるほどの寒さとなってきました。道行く人を見ても、厚着をしている人が多くなってきました」
先週末までの暖かさから一転…、広島市中区では、日中の気温が、10度近く下がるなど、県内各地で「真冬の寒さ」となりました。

まちの人
「(凍結で)滑らないように…、クリスマスに雪が降るのかな」
「トイレや風呂場の喚起の窓にプラスチックを張り、冷気を遮断する」
「寒いときは、家から出ない。暖房をつける。Q暖房はためらわない?命には代えられない。命は一回しかない。お金はなんとかなる」
急激な寒暖差で、気をつけなければならないのが、「ヒートショック」です。
広島大学保健管理センター 宮内俊介医師
「ヒートショックは、急激な温度・血圧変化。急に寒く・温かくなることで、血管や脳に影響が出る状態(心筋梗塞、心不全脳梗塞など引き起こす)」