広島商工会議所が行った景気観測調査で、11月の企業の景況感は2か月連続で上昇したことがわかりました。

広島商工会議所が11月、県内企業121社に行った調査によりますと「景気が良い」とする企業の割合から「悪い」とする割合を引いた景況感の指数は12・4で、前の月から4・3ポイント上昇しました。

改善したのは2か月連続ということです。

製造業は7・8ポイント下がった一方、非製造業は12・5ポイント上昇しました。
(※景況指数:製造業10月20.0⇒11月12.2 非製造業10月0.0⇒11月12.5)

非製造業の中で30ポイント以上、大幅に上昇したのは「サービス業」(※景況指数:10月8.3⇒11月41.7)で、観光客や団体客の増加により料亭なども含め飲食や宿泊が堅調に推移しているということです。

逆に「小売業」(※景況指数:10月16.7⇒11月0.0)は16ポイント以上大きく下がっていて、スーパーやコンビニからは「物価高により買い控えの意識が根強い」という声が届いているということです。