「文化の日」の3日、広島市の現代美術館が無料開放され、多くの人たちでにぎわいました。

「無料開放デー」となった広島市現代美術館です。3日から、2つの展示がスタートしました。特別展の「ガラスの器と静物画」は、スウェーデンを拠点に活動するガラス作家・山野アンダーソン陽子さんの作品とその作品を描いた絵画や写真が並びます。初日は山野さんも会場にかけつけました。

山野アンダーソン陽子 さん
「いろんな人に見てもらって、みんなの歩き方とか見方が見えるのがおもしろいなと思いました」

この日から始まったもう一つの展示は「再現場」です。改修工事のため2020年末から2年あまり休館していた期間に、美術館を飛び出して展開していたプロジェクトの作品を展示しています。

愛媛からの来場者
「観光で来ていて、どこに行くか探していて見つけた。(無料開放は)きょうの朝、知ったんですよ。だからラッキーって思って」

来場者
「一個一個、手でつくられているものはそれにしかない魅力があるなと思いますね。みんな文化に触れる日になればいいんじゃないかと思います」

「ガラスの器と静物画」展は来年1月8日まで、「再現場」は4日以降も無料で楽しめ、来年3月17日まで開かれます。