
会場には、卒業後も平和をテーマに絵を描き続ける富田葵天(とみたそら)さんの作品が原画で展示されていた。
富田さんは原爆の絵の取り組みについて「証言者はやがていなくなる。それでも継承の一つの形として絵という手段があることに気づかせてもらった。」と会場で鑑賞者に語っていた。
「原爆の絵の活動を何らかの形で続けたいと思った」という富田さん。第一回から毎回、出品を続けている。
継続は力なり、をモットーに5回目の開催を果たした「原爆の絵」展。被爆体験を後世につないでいこうというバトンはしっかりと手渡されている。
銀座や有楽町といった国内で指折りの繁華街からの発信には大きな力がある。これからも定着し続けてほしいと思う。
(RCC中国放送東京支社 大平洋)


https://post.newsdig.tbs.co.jp/articles/-/663029?display=1(原爆の絵展のニュース 8月15日放送)