きれいな川を守る意識を高めようと8日、小学生たちが、アユの放流を行いました。

広島市佐伯区を流れる八幡川です。参加したのは、近くにある河内小学校の4年生26人です。

地域の人たちからアユの生態などを学んだあと、10センチほどに育ったおよそ1400匹のアユを次々と放流しました。

小学生たち
「川のきれいさが生き物の命を守るということがわかったので、川や水を大切にしていきたいと思った」
「ゴミなどがなく、きれいで、魚などが過ごしやすい川になってほしい」

八幡川での放流は、きれいな川を守る意識を高めようと、1985年から毎年行われています。

河内地区町内会連合会 瀬々新二 会長
「アユが住むことができる川、それからホタルも出るので、そういうのが長く続けられるようにきれいな八幡川を願って取り組んでいる」

放流されたアユは、来月には18センチほどの大きさに育つということです。