予想 3品目も評価・実績じゅうぶん!

おみやげ、勝手に大予想、3品目はこちら。ペン先を1本1本を仕上げて作る「万年筆」。呉市 天応にある「セーラー万年筆」の製品は、アメリカの高級筆記具雑誌の読者投票で1位を取ったり、2008年 G8洞爺湖サミットで各国首脳に贈られたりしています。
G7広島サミットのおみやげとしては、2種類を提案しているそうです。

まずは、ペン先に21金が使われているという「截金(きりかね)万年筆」。ふたには折り鶴、同軸には「青海波(せいがいは)」と呼ばれる、波の文様が施された特別仕様です。

セーラー万年筆 開発本部 山口清猛 次長
「青海波は、無限に広がる穏やかな波に、未来永劫と平和な暮らしへの願いが込められています」
ただし、これは採用された場合にのみ、首脳向けに生産されるということです。

もう1種類、提案されたのが、この「彩雅(いろみやび)万年筆」。表面は石の肌のように凸凹になる技法で、色漆が重ね塗りされています。この色にも深い意味があります。

セーラー万年筆 山口清猛 次長
「『千歳緑』という色は『永久不変』といった意味がありまして、変わることのない平和を願って今回、ご提案させていただきました」
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― 実際に何が選ばれるのかということですが、広島サミット県民会議事務局によりますと、県民会議としての記念品は、「全てが広島県産品推薦リストから選ばれるわけではない。何が選ばれるか、いくつ選ばれるかは現時点では公表できない」とのことでした。

― また、このリストは、国に対しても去年10月に提出済みですが、これまでの流れで考えれば、国はオールジャパンとして記念品を選定するとみられます。県民会議事務局でも、何が選ばれるのか、このリストを参考にしてもらえるかどうかさえ、わからないということでした。