作家・村上春樹さんの6年ぶりの新作に、広島市内の書店では、開店時間を3時間早めて販売を始めました。
藤森憲也 記者
「朝7時です。いよいよ販売が開始されました」

広島駅南口の地下広場で販売が始まったのは、村上春樹さんの6年ぶりの新作長編小説『街とその不確かな壁』です。
「ハルキスト」にとっては待望の新作ということで、通学や出勤途中にさっそく買い求める姿がありました。

買った人たち
「もう楽しみで、きょう一日、仕事も手につかないかもしれない」
「仕事の前にカフェに寄って、読もうかなと思っています」
路面店の書店が減っていく中、本を手に取るきっかけになればと、初めて早朝販売を行いました。
ジュンク堂書店 広島駅前店 三浦明子 店長
「みなさんと直接ふれあって、渡すことができる書店員の喜びをあらためて感じられた一瞬です」
ジュンク堂書店 広島駅前店では、「村上春樹を読む」フェアも開催中です。