
バットを持って、いつやるかとマスコミが注目していたのが、ノック。

サードの 上本崇司 選手、レフトの 堂林翔太 選手に対して初めてのノックを行いました。1本1本、注目されたわけなんですけど、ここでもやっぱりファンのことを意識していて、こんな光景がありました。
(新井監督の空振りに「新井さん、しっかり」の声が飛ぶ)

たぶん、わざとだと思うんですけれども、いろんなところで沸かせてくれます。
実は、新井監督、13日もノックを行いまして、サードの デビッドソン 選手とレフト・ 秋山翔吾 選手に対してもノックをやって、先ほど、マスコミの前で「いや、1日でこんなにノックってうまくなるんだな」と自画自賛していました。また、あす以降もノックするかどうか、注目です。
そして注目というと、12日に行われたのが、初の紅白戦でした。天谷宗一郎 さんもしっかりチェックしていましたし、試合前からファンを意識したユニークな演出もありました。

広島カープ 大瀬良大地 投手(球場アナウンス)
「3番ライト、鯉のプリンス、堂林」

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「現在、左の主力が多いといわれている中で貴重な右の長距離砲の堂林選手がですね、しっかりと存在感を出してくれました。1打席目でナイスバッティングして、2打席目も追い込まれながらコンパクトに逆方向なんですよね」

「『鯉のプリンス』といわれていましたけれども、ことしは『鯉のキング』に駆け上ってほしいと思います」

広島カープ 森下暢仁 投手(球場アナウンス)
「4番レフト、ルイ・ヴィトン先輩、西川さん」

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「ヴィトンが好きなのもあると思うんですけど、見てください。滑らかな、上質なバットスイングにも長けていると思うんですよね。ことし、この紅白戦4番にも入っていますが、チームを引っ張るバッティングを期待したいです」

広島カープ 大瀬良大地 投手(球場アナウンス)
「1番、センター、ウナギイヌ 秋山。背番号9。すいません」

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
「先輩をいじるというところで雰囲気のよさがわかるんですけれども、秋山選手、このキャンプでポイントを前にするという課題を持っている中でしっかりと1発でホームランを打つ。さすがだなと思いますし、この時期に3打席立つことも異例なんですよね」

広島カープ 秋山翔吾 選手
「もちろん、いい1本だったと思うし、ああいう1打からいろんな若い子たちから話を聞かれたり。『どういう狙いでしたか?』というのが広がるには、やっぱり信頼してもらうためには、ああいうのもたまにはあっていいと思うんですけど、実戦の1発目で出なくてもよかったかなと思いましたけど」

1軍キャンプメンバー最年長34歳の秋山選手ですが、第1号と非常に元気な姿を見せてくれています。