1点差の激闘となった準決勝の相手は校長をしていた市立呉。3年生との縁とは…
ことし、市立福山で15年ぶりに高校野球の指導者に復帰したもののブランクを感じる日々。「春の県大会は名前も顔も分からない状態。選手にメンバーを決めてもらって、サインも隣の子に教えてもらいながらサイン出してやってたようなところからのスタートだった。練習試合も最初5、6連敗からスタートして、春の県大会もコールド負け…。やっぱり錆びついているのかなと不安だったんですけど、本当に選手は立派ですよ」と57人の部員を称えます。
そして小田がおととしまで校長をしていたのが市立呉高校。高校野球の神様が用意した舞台はマツダスタジアムでの準決勝でした。春の県大会では2対9とコールド負けした相手。しかも試合直前の3日間、選手たちを待ち受けていたのは模擬試験。練習と並行して勉学に励む部員たちに監督は「こんなチームは県内にないよ。昼から試験を受けてしっかりリフレッシュして(準決勝を)やろう」と声をかけました。準決勝では市立呉に2点のリードを許すも、8回ウラに3点を奪い4対3で逆転勝利をおさめ、初の決勝進出を果たします。「市立呉の3年生は私が入学を許可した子です。(今年の準決勝で対戦するとは)因縁というか、長くやっているといろいろありますね」と笑みを浮かべました。



































