大麻に手を染めた高校1年生 抱く「孤独感」

広島弁護士会所属の森田偉弘弁護士は、過去に担当した薬物事件について「一番記憶にあるのは、高校1年生(当時16)がやった事件。その子は孤立していた。学校の同級生に友達はいない。親は子供に興味が無い」と振り返ります。

創作劇に出演した広島市立舟入高校2年の市位実佳子さんは「『先輩に誘われて薬物に関わってしまう』そんな状況が誰でも起こってしまうのを改めて確認することができた。薬物事件は遠い存在という認識が薄くなったように感じる」と話しました。

「誰でもなりうる」という恐怖。主催した広島弁護士会の寺西弁護士は大人が温かく寄り添い続けることが大切だと話します。

広島弁護士会 子どもの権利委員会 寺西環江 委員長
「子どもを切り離すのは簡単だが、そばにい居続けるのはとても難しい。背景にあるものを見て、身近にいる大人が子供に対する温かい視線を失くさないことがとても大切だと思う」