「全部覚えている」左手を失った2歳の記憶

生まれたときは、障害がなかった白砂さんですが、2歳のときに左手首より先を失う事故に遭います。大のおじいちゃん子だった白砂さん。祖父の草刈作業を手伝っているときでした。

白砂匠庸さん
「機械に左手を巻き込んでしまってですね、左手の手首から先を失う障害を負いました」

当時の記憶ははっきりと覚えているといいます。

白砂匠庸さん
「機械に手を巻き込んだ時の記憶も、救急車に乗って家の前の通りを出る記憶もすべてあるのと、目を覚まして包帯から自分の、この手のない状態を見たのもすべて記憶があります。

でも、まだ物心もつくかぐらいの時なんで、そこまで苦ではなかったんですよね。おじいちゃん、おばあちゃんたちに『左手なくなった!』って見せに行くぐらいの子だったので」

左手を失いながらも戸惑いは少なかったいう白砂さん。しかし両親は、最愛の息子の人生を一変させた事故を受け止められずにいました。