準備などで大忙しだったのはあの硬貨

キャッシュレス決済が現在ほど普及していない当時、準備などで大忙しだったのが「一円の準備」です。

造幣局広島支局は14年2月から一般流通用の一円玉の製造を4年ぶりに再開しました。電子マネーの普及などで一円玉の需要は減少していたものの、当時国民一人当たりに換算した流通量は約300枚。たっぷりあるように思えますが、再び製造に踏み切った背景には苦い過去がありました。

1989年、3%の消費税を初めて導入した時におきたのが「一円不足」です。小売業者は釣銭の確保に走り、混乱が生じました。消費税8%になった2014年も、商いの現場では一円玉の確保が欠かせませんでした。