市の職員に体当たりして脅し、業務を妨害したうえ、けがをさせたとして、広島県警は20日、庄原市板橋町の自営業の男(71)を公務執行妨害と傷害の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男は7日午後5時ごろ、自宅の前にいた庄原市職員の男性(50)に体当たりし、「わりゃ、お前、いけんのんならぶち殺してもええんど」などと言って脅し、職務を妨害したうえ、腰を捻挫するけがをさせた疑いが持たれています。職員の男性は、男からの除草の要望を受けて、現場確認のために男の自宅の前を訪れていました。

警察の調べに対し、男は「けがをさせたり脅迫したというのは真っ赤なうそです」と容疑を否認しています。

庄原市から警察に被害の届け出があり事件が発覚。2人の間に面識はあったということです。警察は、男と男性の間に何らかのトラブルがあったとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。