水揚げしたカキ同士がぶつかると乾いた音 「中身がない」

兼田さんによりますと、8月までに出荷したカキは順調に育っていたといいます。ですが…。
マルコ水産 兼田寿敏 営業部長
「(生きているのは)4つです。40個前後ぐらい、1かごに入っているんですけどね、これ4つですから、ちょうど1割ですよ」
この日、引き揚げたかごは、重さにして700㌔。カキの実が入っていれば、1㌧はすると兼田さんはいいます。
カキの殻同士がぶつかると、乾いたような音がします。そこからも「中身がない」物が多いことがわかります。事業者は今後にも不安は募ります。
マルコ水産 兼田寿敏 営業部長
「同じような傾向が続くとしたら、やっぱり秋口に出荷前の状況で持っとくというのは、結構リスクが大きいかなというのを考えているので、状況をよく見極めながら、考えないといけないなと思う」

































